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ディレクトリ設計

ディレクトリというのは、物理的にはフォルダの構造であって、制作者にとっては複数のHTMLファイルをまとめて管理しておこう…みたいな部分が出発点であったと思う訳です。それに情報のラベルをつけて、類似している内容のファイルをまとめておく。

本来は、その物理的に作成したディレクトリが論理的にも機能すべきなのだが、長年ウェブサイトを運営していると、そのあたりがぐちゃぐちゃになってしまうのですね。

ゼロからサイトを作るのであれば、情報カテゴリ分類に準じてディレクトリの名称も合わせていく。情報の分類を細分化していくのがディレクトリ設計のキモだと思うのですが、長年サイトをやっていくと、本当にむちゃくちゃになっていく。

これを解決するのが論理的なディレクトリ設計。つまり訪問者にとっての階層に伝える事。ぶっちゃけて言うとプライマリナビゲーション(グローバルナビゲーションとも言う)によって情報カテゴリ分類を明示するという事。

さっき、物理的なディレクトリ構造と論理的なディレクトリは一致しておくのが望ましいと書いた。新規サイトを作る場合はもちろんこの手法で設計をしておく。だったらリニュアルも同じように、物理的にディレクトリを組み直せばいい。古いディレクトリは削除したり移動すればよい…という考え方もあるだろう。

実際に僕は、何度かのリニュアルでそういった手法でサイトの情報構造を追加したり削除してきた。しかし、この方法はローカルのみであればよいのだが、インターネットという場所でURIとしてウェブに情報が置かれている場合、勝手にページを削除するのも如何なものかと思う訳です。

たとえば、訪問者がページを気に入ってくれてブックマークしてくれたものを勝手に消してしまうのはどうかと思う訳であります。さらにブックマークだけではなく、他のHTMLファイルからリンクされている場合は、相手のページが勝手にリンク切れになってしまう。まあ、消去されたページはサーバー側でHTTPリダイレクトするという手法もあるのだが、できればページは消去しないほうが利用者には親切だと思う。
さらに、Googleなどでページランクが向上している場合は、消去することがもったいないとも思う。

なので、できる限り既存のHTMLファイルは消去せずに活かしておくことが望ましいと思う訳です。

実際にHTMLファイルをそのままにして、論理的なディレクトリを優先することは、作業上は面倒ではあるが、今回のリニュアルではその方法で取り組んでいるのだ。
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